懐かしい蛍石

あれは拙猫が小学校3年生の時だったのら。
亡きおやぢが何処からか手に入れてきた蛍石を拙猫に見せてくれたのら。
粉末にした蛍石を暗くした部屋で火鉢に入れると
加熱され妖しくコバルト色に輝く蛍石
幼い拙猫を夢中にさせ、以降鉱物の収集に夢中になったにゃん。
んだどもその鉱物これくちょん
夏休みの研究物として提出したら
めぼしい物の大半を展示場から盗まれても〜て
そのショックで鉱物の収集を止めても〜たのだども
昨日ジェムストーン売り場で蛍石の原石が目に付いても〜て
それにおやぢの面影が重なった物だから
つい買い求めても〜た。